俳   句

 四季の移り変わりの中で、心に触れた一瞬を5・7・5という詩形の中に、季語に託して表現してみましょう。自分らしい表現の仕方を探すのが楽しくなってきます。年二回、吟行会があります。

   
 2022年度学園祭はおかげ様で全員参加で作品を展示する事ができました。ひとりひとりの作品を作者のコメントと共にご覧ください。

令和4年12月 俳句教室俳 講師 田中 京

令和4年 学園祭出品作品 ⇒ 

 2年ぶりに開催された学園祭の俳句教室の展示作品一覧です。
コロナのため説明する要員がいませんでしたので、こちらでご覧頂ければ幸いです。

令和3年11月 俳句教室俳 講師 田中 京

令和3年 学園祭出品作品 ⇒ 

 俳句教室は、令和2年度は、23人でスタートしました。
 しかしながら2月から始まった新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、実際に教室が始まったのは6月25日で、1教室15人以下での授業しかできないため、クラスの人数を半分に分けて2つの教室を使ってのことでした。教師は一人ですので、2つの教室を行ったり来たりして、どちらも中途半端な授業となってしまいました。
 今年度の学園祭は中止となりましたので、昨年の学園祭の時の皆さんの展示作品を作品集にまとめたものを、日頃の活動の参考に載せさせて頂きます。

令和2年8月 俳句教室 講師 田中 京

  昨年度の学園祭出品作品です。⇒作品集

平成30年度活動報告

 平成30年度は、6月、10月、3月と年3回の吟行会を行いました。
 平成最後の吟行会となりました3月7日の小石川植物園吟行は、あいにくの雨にもかかわらず、19名の参加者で楽しみました。

力こぶ作り花もつ梅古木 朋子
禽群れて緋寒桜の花こぼす 藤子
我が庭に目覚むる蛙主顔 洋子
ぬかる道登りし先の蕗の薹 郁子
ふはと踏む松の根方や春時雨
地を埋めてなほ重なるや落椿 恭子
白鷺を水面に映す春の水 麗子
寄り添ひて祈る旅路や枝垂梅
落椿踏むをためらひ回り道
梅林や赤く白くと輝ける 洋輝
老木の春の雨受け命延び
白木蓮開きて空の蒼さかな
春昼や古井戸ぐるり江戸のごと
咲き誇る梅より離れ待つ閑 かづ
八寸に微かに匂ふ木の芽和え とう子
梅いろいろ思ひのままにながめをり みつえ
老大樹もののけの森春にふと 知恵子
朝採りの香り長閑な蕗の薹 芽衣 
春時雨途方に暮れて猫樹下に

2019年4月


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