ご挨拶

― 35周年を契機に地域力をつけよう ―

学長代行  望月 公子

 今年度は荒川シルバー大学の35周年にあたります。役員会の中の広報部では、毎月の「シルバーだより」を作りながら「35周年記念誌」の発行準備もしています。9月完成、12月配布を目標にしていますので皆様楽しみにしていて下さい。詳細は教室代表からお聞き下さい。

 事務局からの情報では、今年度は60歳から98歳という幅広い年齢層の学生が延べ約1380名在籍しています。これだけの規模と歴史を持った高齢者の学習のための組織は、日本はおろか世界にもありません。しかも、企画運営は荒川区民である学生の手で全て行われているということは、耳目にあたります。ここまで育て上げてこられたのは、学びたいという思いの強い学生達のパワーですし、今後に引き継ぐのもまた学生の皆さんです。

 シルバー大学は、入学と同時に39教室のどれかと、住所によって東日暮里地区・西日暮里地区・南千住地区・荒川地区・町屋地区・東尾久地区・西尾久地区に所属します。学生の皆さんは、ご自分で選んだ教室と自動的に入っている地区の両方を支えています。更に、教室代表・地区長・地区班長・副班長、計100名程の方々が様々な行事のお世話をして下さっていますので、時々励ましの声を掛けていただけると有りがたいです。

 講義への行き帰りの道で学生たちが語らいながらゆったりと歩いているのに出会いますが、仲間に入れて欲しくなるほど楽しそうです。尋ねますと大抵は同じ地区の学友が誘い合っているということです。個を大切にする教育が進められている現代社会の中では、他者への関りが薄くなってきているようで寂しく思える中、下町の助け合い、優しさや思いやりが自然とあふれ出しているシルバー大学の交友風景は、本当に素晴らしいものです。

 因みに荒川区民のうち65歳以上の高齢者は約5万人、シルバー大学50校分です!!後期高齢者だけでも約2万5000人、25校分です!!つまり私達が元気で何かをすることが荒川区に貢献することになるのだと思うのです。

 今後の課題としては、地域活動が更に魅力あるものとして成長できるように皆さんからの意見を寄せて頂けることをお待ちしています。

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